2021-09-17
当たり前のように存在するブランドチェーンも様々な視点で見せると新しい価値が伝わり潜在需要を掘り起こすことを具体化した宝島社の「FAN BOOK」(日経新聞より)
吉野家・ケンタッキーのエピソードが記載。
吉野家では「残念ながらデビューしなかった幻のメニューたち」にみるようにメニュー化するまではちょっとしたオーディションのような審査があるみたいです。
市場調査から試作、社内の2つの会議、商品化など7段階を経て新メニューが誕生するが、6番目のテスト販売にたどり着くのは1割にみたないとか。
ケンタッキーで興味深いのが「KFC50のトリビア」。日本で最初にドライブスルーを導入したといわれる名古屋では「かしわ」ちょうだいと買いに来ること。
「オリジナルチキンのレシピを知っているのは世界に3人だけ」「群馬県、沖縄県では内祝い、成人祝い、卒業祝いにケンタッキーを贈る風習がある」など。
ほかにも、BOOKはミスタードーナッツ・リンガーハット・串カツ田中など7種類もあるそうで非常に興味がわきました。
それぞれの会社に歴史があり、伝統の技や技術が引き継がれながらも、環境が変わるなかでいかに順応していけるかがやはり大切ですね。
創業者の会社に対する創業の精神を改めて知ることも必要なのではないでしょうか。
1日の大半を過ごす会社。自身の生活を支える会社。人生の道程を歩むなかで会社は自分自身に一番身近な環境ではないでしょうか。
ルーティンワークの日常を過ごすより、創業精神を知ることで普段とは少し違う取り組みかたにつながるのでは…
週末ですね。今日も元気に頑張ります。