2021-11-09
救急搬送にマイナンバーカードが利用されるようです。(読売新聞より)
総務省消防庁は救急車による搬送時に患者の個人情報を確認するためマイナンバーカードの活用に乗り出す。
かかりつけ医や薬の服用歴を把握し、スムーズに医療機関に引き継ぐことが狙いで来春以降、複数自治体で実証実験を行うという。
実証実験は大都市、地方の複数の自治体での実施の想定で2022年度当初予算の概算要求で6000万円の計上。将来的には全国で導入したい考えのようです。
システムの仕組みは10月から本格運用がはじまった「オンライン資格確認等システム」を活用する。
救急隊員が患者のカードを専用端末で読み取れば、システムを通じ、氏名や生年月日処方された薬の履歴が確認可能に。
ただ、マイナンバーカードの普及率が4割に届いていないのが現状です。
マイナンバーカード登録者へ3万円分のポイント還元など先日政府でも議論があったようですが目先の効果だけでは普及率は伸びないのでは…
普及率を伸ばすためにはマイナンバーカードを登録することによっていかに国民の生活をより快適に価値を高めるツールになるか説明し納得させ理解してもらうしかないのでは…
救急搬送時、個人の情報を開示することによって一刻を争う際の的確な処置を促す効果は絶大ではないでしょうか。
当然個人情報の取り扱いなど、意識のない重体患者のカード利用の是非は議論されるに違いないですが、あらかじめ個人の意思表示もカードに登録していればすむ話です。
マイナンバーカードが運転免許証と連動することでよりカードの価値が高まることは間違いないでしょう。
ただし、その価値を国民に浸透されることによってのみその効果が発揮される。
何のためにマイナンバーカードを普及されるのか…
国と自治体が連携してより一層マイナンバーカードの必要性や価値を力強く宣伝してもらいたいですね。