2021-11-10
半導体受託製造の世界最大手TSMCとソニーグループの半導体子会社「SS」は9日熊本県に半導体工場を建設すると正式発表した。(読売新聞より)
TSMCが10月14日に日本工場の建設計画を明らかにした際に同日岸田首相は「経済安全保障に大きく寄与することが期待される。大型民間投資への支援も経済対策に盛り込む」と。
政府は世界的な半導体不足を受け、TSMCの国内誘致へ注力してきた経緯があります。
TSMCとソニーSSは政府の投資計画について「日本政府から強力な支援を受ける前提で検討している」と今回の日本工場建設の動機に大きく影響したようです。
新工場は熊本県菊陽町のソニーSSの画像センサー工場の隣接地に建設され1500人を雇用するとのこと。
多くの雇用が生まれることで国内経済の活性化にもつながり期待されています。
人口減少時代を迎え、国内の雇用対策の一環としても今回の世界的に活躍している海外企業の国内誘致の取り組みは増えていくでしょう。
TSMC・ソニーSS熊本に半導体工場建設が日本の経済安全保障のモデルになるはずです。
建設は来年着工、2024年末までに生産を開始の予定。
半導体不足は現在深刻です…
ある取引会社のメーカー様も半導体の部品が届かないために製品を組めず注文は入っているが納品できていないと完成まじかな状態で機械多くが倉庫に置かれていました。
納品されないと収入になりません。
当然製作においてはコストが発生しています。原材料の高騰も深刻でさらに追い打ちをかけています。
政府はこうした現場の実情を理解し即対策案を検討し実行とスピード感をもって取り組んでもらいたいものです。
政府はいつも机上の空論。それが国民の本音です。国内の経済は中小企業が中心です。国内の経済安全保障が成り立たないと国は間違いなく傾いていくでしょう。
大田区町工場は今日も元気に頑張ります。