2021-12-07
セブン&アイHLのPB「セブンプレミアム」が苦戦しているようだ(日経新聞より)
原因は新型コロナ禍に伴う消費行動の変化に対応が遅れたこと。
コロナ禍下ではスーパーに脚光があたった、なぜなら大容量や複数の商品が入ったマルチパックなど巣ごもり対策に最適だったから。
反対にコンビニは少人数世帯向けに商品を設計しており小容量が基本。大きく差ができてしまった。
多様な味への変化もあった。
調味料だとコロナ禍ではしそ味など巣ごもり生活の長期化で売り上げを伸ばした。
反対に普段売れ行きが好調なわさびやからしが商品の中心にある「セブンプレミアム」ではしそ味などの商品は扱っていなかった。
「需要の変化はデータに出ていた。しかし既存の延長線上で商品開発を考えていて、消費者のニーズとずれた」セブン&アイHL幹部が語る。
今年10月緊急的に食品メーカー約80社と「大反省会」を開催したと。
味・数量・消費の変化を見誤ったことにつきるでしょう。
「コンビニに飽和はない。変化への対応ができていない」と鈴木敏文氏は語るに違いない。
ピンチがチャンスと常に前向きで次の一手を打ってでる姿勢が大切ですね。
さあ、今日も元気に頑張ります。